堤町の登り窯が「杜の都景観重要建造物等」に指定。堤町が江戸時代から焼物の町って知ってた?

どうも!仙台つーしんのバラサです!

12月20日付で杜の都景観重要建造物等に新たに2件追加されたみたいです。

その2件とは、「佐大商店登り窯」(青葉区堤町)と「旧針惣旅館」(若林区南材木町)です。

「杜の都景観重要建造物等」とは、景観形成に重要な役割を果たしていると認める建築物、工作物等について、所有者の同意を得たうえで市長が指定する制度であり、これまでに5件が指定されています。

今回は、「佐大商店登り窯」をご紹介したいと思います。

「旧針惣旅館」はまた次回ご紹介しますね。

「佐大商店登り窯」が杜の都景観重要建造物等に指定!

堤町は、江戸の昔から「堤焼」と呼ばれる焼物の街として知られ、軒並み窯元が並んでいました。

しかし、街の近代化とともに窯は次第に姿を消し、現在この町で堤焼をつくる人はいなくなってしまいました。

この6連の登り窯は、1918年から1981年まで、カメやどんぶり、土管などの人々の暮らしに欠かせない焼き物を作り続けてきました。

現在は使われていないものの、この「佐大商店登り窯」が町で唯一残っている登り窯です。

(窯の中の様子)

2011年の東日本大震災は、上部3房が崩壊してしまい、

一時は取り壊しも考えられるほど無残な姿になりましたが、

60名の子供たちを含む延べ430名の方々の作業協力や、

複数の団体や個人からの女性、資金支援のもと、1年半に及び修復活動が行われ、

2012年10月に復活した姿を取り戻すことができました。

その活動は、平成25年度都市景観大賞にも選ばれることとなりました。

こちらにはギャラリーもあって、中も見せてもらいました。

これらは、実際にここの窯で焼かれたものだそうで、

大きな水かめやどんぶり、お皿なんかがありました。

堤町では、陶器のほかに、「堤人形」の名で知られる土人形が、

江戸時代からつくられてきたんだそうです。

こちらの人形がつくられたのはなんと1789年!

1789年というと、日本は江戸時代で、フランス革命が起こった年です。

昔書かれた絵も飾られていましたが、

ここが如何に歴史ある場所かが分かりますね。

陶器以外にも、昔使われていた行燈なんかも展示されていて、

昔の文化を今に伝える場所になっていました。

バラサは今回の杜の都景観重要建造物のニュースを見て、

初めてこの場所に窯があることを知りました。

この場所にこんな歴史ある建造物があることを知り、

実際に見ることができてとてもよかったです。

皆さんも是非一度見に行ってみてくださいね。

◇佐大商店登り窯
・所在地 青葉区堤町2丁目11-38
・建築念 大正7年(1918年)
・構造  煉瓦造(6連ボールド構造)・6連房式登り窯
・規模  幅5.33m・長さ10.9m・窯の内法最高高さ1.88m

フォーム

*
*
* (公開されません)