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こんにちは!仙台つーしんのこうちゃんです!

今回はいつもと少し趣向を変えて、最近読んだ本の紹介をしようと思います。

紹介する本は、伊坂幸太郎さんの『仙台ぐらし』です!

 

先日、本屋に行ったときに偶然見つけた本なのですが、タイトルに興味をひかれ、即買いしました。笑

伊坂幸太郎さんといえば、『重力ピエロ』『アヒルと鴨のコインロッカー』など、仙台を舞台にした小説が有名だと思います。

ですが、今回読んだ『仙台ぐらし』は小説ではなく、エッセイのような本でした。(正確にいうと、1つだけ短編の小説は収録されていました)

 

『仙台ぐらし』とは…?

仙台の出版社、荒蝦夷で『仙台学』という雑誌が発行されていました。

その『仙台学』で伊坂さんが連載していたエッセイをまとめたのが『仙台ぐらし』です。

私が読んだのは集英社文庫から出版された文庫版でした。こちらには、2012年に荒蝦夷から刊行された『仙台ぐらし』では未収録だった1篇と、新しい「あとがき」が追加されていました。

 

このエッセイは基本的に、伊坂さんの日常生活で体験した実話を基に書かれていて、

仙台のタクシーの話・・・

街中で声をかけられた時の話・・・

庭によく来る猫の話・・・

北朝鮮のミサイル問題に不安になる話・・・   等々

ありきたりな出来事のように思いましたが、しかし、文章がとても読みやすい。

そして、身近で起こりそうな内容なので、もし自分が実際に体験したら何を考え、どんなアクションを起こすんだろう?

無意識のうちにそんな想像をして、ワクワクしながら読んでいました!

そのなかでも、興味を持った話が「ミルクコーラ」です。

伊坂さんが通っていた東北大学の川内南キャンパス内にある喫茶店ルポー。

そのお店にミルクコーラというメニューがあるのですが、なんと伊坂さんが学生だった頃から現在まで続いているんです!

20年以上続いているミルクコーラ。

伊坂さんが初めて見つけたときは目立たないメニューだったのが

今では名物になるほどの人気メニューになっているというのも面白いですね!

 

 

この本は当初、2011年の6月に出版される予定だったそうなのですが

その年の3月に起きた震災の影響で出版が遅れ

翌年、2012年の2月に出版されるという経緯があったそうです。(文庫版は2015年の6月に出版されました)

実際、この『仙台ぐらし』の後半の部分には震災のことに触れた内容も書いてありました。

特に、あとがきの部分において、そのことについて伊坂さんの葛藤のようなものが書かれていました。

この本が「震災の本」とひとくくりにされるのではないか、という不安。

しかし、「いまの仙台の日常」や、仙台市民である伊坂幸太郎が「いまこんなことを考えている」と

同じ仙台の人たちに伝えたい、知ってもらいたいという想いがこめられているのを感じました。

 

「仙台」とは…?

この本を読んでいて違和感を覚えた箇所がありました。

それは、「いつかくる宮城県沖地震」を心配している描写があったからです。

私が読んでいた文庫版は2015年出版なので、てっきりエッセイの内容もつい最近の出来事なのだろうと思って読んでいたため少し混乱しました。

あとがきにも丁寧に説明がされているし、各章のはじめには日付も書いてあるので、すぐに震災前の話も混ざっているのだと理解できましたが・・・

つまり、何が言いたいかというと、昔も今も仙台は仙台なんだなぁということです。

意味不明なこと言ってすいません。汗

ボキャブラリーと感性が足りないので上手く説明はできないのですが、、、

この本に収録されているエッセイで一番古いのが2005年の6月なんですが

10年以上も前という感じがしなくて、今の仙台も同じような雰囲気だよなぁ、なんて思ってしまいました。

 

「仙台学」で伊坂さんがエッセイを連載していた2005年から2010年の頃の仙台

そして今、2017年の仙台

さらには2027年、2037年・・・?

色んな出来事が起こると思いますが、仙台の雰囲気みたいなものは無くならずに続いていくのではないでしょうか?

いや、続いてほしい!

20年以上たっても無くならないミルクコーラのように!

 

 

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